FUN史上最高峰フレーム SOUPRA
ダブルバテッド＆トライアングルチューブを採用
「乗ればすぐに違いが分かる」軽量化・強度・しなりを兼ね備えた最強ピストフレーム
4130クロモリ（素材）+トライアングルチューブ+ダブルバテッド加工の組み合わせで、特に乗り出し時に地面からの抗力が体にダイレクトに伝わるような乗り心地が特徴です。アルミやカーボンフレームとの最大の違いはクロモリの持つ「しなり」にあり、体重をバネのように転換してエネルギーを伝える為、乗った感触は全く異なります。新しい素材が出ても未だにクロモリが不変の人気を誇る秘密がそこにあります。
一般的にクロモリは剛性を上げた「スチール合金」なので他の素材と比較して重くなりやすい欠点がありますが、フレーム形状を三角にし、目に見えない部分で軽量化（ダブルバテッド加工）することにより、フレームが指1本で持ち上がるほどの軽量化とクロモリの良さでもある強度やしなりを両立させています。
三角力学～トラス構造
スポーツ自転車で三角フレームといえば自転車を形成する前三角（トップチューブ、ダウンチューブ、シートチューブ）と、後三角(シートチューブ、シートステイ、チェーンステイ)を合わせたダイヤモンドフレームのことですが、なぜほとんどのスポーツタイプのフレームで三角形が使用されているのでしょうか？
それは力が加わったときにもっとも変形しにくい、つまり強度が一番強い形が三角形だからです。なおかつ同じ三角形であれば小さい三角形のほうがより強度が増します。そのため荷重が掛かる後ろの後三角のほうが小さく作られているのです。
ドームや橋、お城なども三角形をつなぎ合わせた構造形式(トラス構造)が多いのはこの理由です。
三角力学～なぜ三角形は強いのか？
例えば四角形に力を作用させます。すると、四角形は力を受けて曲がってしまいます。一方、三角形は力に対して「曲がる」ではなく、「縮む」又は「伸びる」ような変形をします。「曲がる」という変形が起きる部材には、曲げモーメントが作用しています。しかし、「縮む、伸びる」変形には軸力しか作用していません。
同じ大きさの部材でも、曲げモーメントが作用する部材と、軸力のみ作用する部材では、後者が圧倒的に有利です。
つまり、軸力のみ作用する部材は効率的な断面が選定できます。（部材を小さくできる）
4130クロモリ ダブルバテッド トライアングルチューブ
SOUPRAはフレームを構成するチューブを三角形に成型した「トライアングルチューブ」を採用し、FUNの最高峰モデルとして生まれました。
通常より強度がある構造を生かし、チューブ両端に段差をつけ内部を軽量化する「ダブルバテッド加工」を施しました。
鋼材は高品位の4130クロモリを採用し、強度や振動吸収性を向上しています。
フレームサイズ 610mm
重量
フレーム2.29kg
フロントフォーク0.70kg
合計2.99kg
本商品はフレームの単品販売となります。（BB,ヘッドセット込み）